・マクロライド系抗菌剤(クラリス、ジスロマックなど) :効くのはマイコプラズマ、肺炎クラミジア、百日咳菌、カンピロバクター。


また、耐性マイコプラズマであっても、マクロライド系薬剤で基本的には治癒が得られる事もあり、マイコプラズマ肺炎に対する第一選択は、AZMと考えられる。


また、重症のマイコプラズマ肺炎においては、初期治療の段階で、MINOもしくはキノロン系薬剤の選択も考慮して良いと思われる。

玉谷キッズクリニックの菅原です。最近、マイコプラズマ肺炎が流行していますが、治療の中心となるのが抗生剤です。しかし、マイコプラズマに対応した最もスタンダードな抗生剤であるクラリスロマイシンの系統にはあるデメリットがあります・・・。それは、とっても苦いことです

【歩く肺炎】マイコプラズマって、いったいどんな病気? | 医師ブログ

マイコプラズマ感染症の主な症状には、持続する咳、発熱、倦怠感などがあります。治療の中心となるのが抗生剤の使用です。

マイコプラズマと診断されたけれど薬を処方されなかった、抗菌薬を処方されたけれどなかなか症状がよくならない、といったお話を聞くことがあります。それらはどういうことなのでしょうか。お薬は、効果と副作用のバランスが重要ですが、マイコプラズマにおいても同様です。今回はそれらを踏まえて、マイコプラズマにおける抗菌薬の治療をご紹介します。

適切な抗生剤を使うことで症状の緩和が期待できますが、マイコプラズマは細胞壁をもたないため、使用する抗生剤はしっかり選ぶ必要があります。

近年、マクロライド耐性マイコプラズマが小児で増加していることもあり、成人でもマクロライド耐性マイコプラズマを肺炎の起炎菌として考慮すべき場合があります。


一般的に用いられるのはクラリスロマイシン(商品名クラリス、クラリシッドなど)やアジスロマイシン(商品名ジスロマックなど)やオゼックスです。

はじめに、マイコプラズマは抗菌薬を使用しなくても、自分の免疫力で通常は治癒します。しかし、気管支炎・肺炎など、症状が悪化した際は、抗菌薬の力を借りてマイコプラズマをやっつけてあげることが必要な場合もあります。

[PDF] 小児肺炎マイコプラズマ肺炎の診断と治療に関する考え方

マイコプラズマ肺炎は、感染から発症までの潜伏期間が1~3週間ぐらいで、痰(たん)や唾(つば)で広がる飛沫感染(ひまつかんせん)を起こします。肺炎としての発症のピークは8歳から9歳です。

わが国では 2011 年中頃より肺炎マイコプラズマ感染症が大流行し、その流行は 2012

発熱、咳(せき)、鼻水などの症状があり、特に咳は、最初乾いた咳から痰の絡んだ咳になり、2週間程度続きます。マイコプラズマは、乳幼児では風邪のような症状ですが、学童期以降や大人の場合は肺炎を起こします。
マイコプラズマは細菌ですので、細菌を殺す抗菌薬による治療が効果を発揮します。しかし、マイコプラズマに効く抗菌薬は、マクロライド系抗菌薬(エリスロシン、クラリス、クラリシッド、ジスロマックなど)、テトラサイクリン系抗菌薬(ミノマイシンなど)、ニューキノロン系抗菌薬(クラビット、オゼックスなど)に限られます。抗菌薬が効きにくいマイコプラズマが増えています。大人では多くないのですが、子どもでは既に90%近くが、マクロライド系抗菌薬が効かないと言われています。

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現在、成人のマイコプラズマ肺炎は、かつての流行期に比べると減少しましたが、特に小児とのシックコンタクトがある市中肺炎で時に遭遇します。

日本マイコプラズマ学会, 肺炎マイコプラズマ肺炎に対する治療指針 ..

注意しなければいけないことは、マイコプラズマに効果のある抗菌薬は限られていることです。マイコプラズマは、どんな抗菌薬でもよいというわけにはいきません。一般的には、マクロライド系という抗菌薬を第一に使用します。

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子どものマイコプラズマ感染症の治療には、主に3種類の抗生剤が使用されます。それぞれの特徴と注意点について詳しく見ていきましょう。

2018 年 10 月最終更新 作成:黒田浩一 監修:細川直登

マイコプラズマ肺炎は、自然にも治りますが、抗菌薬で症状を軽くすることができます。そのため子どもでは、テトラサイクリン系抗菌薬、ニューキノロン系抗菌薬の効果があると考えられます。
しかし、テトラサイクリン系抗菌薬は、8歳以下の子どもに、2週間以上長く使用すると歯が黄色くなったり、骨の発達に影響を受けると言われています。短期間で適切に使用するのであれば、副作用はかなり少なくなります。
ニューキノロン系抗菌薬も、関節への影響から子どもにあまり使用されませんが、最近、子どもに安全なニューキノロン系抗菌薬があります。

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マクロライド系抗生剤は、マイコプラズマ感染症の第一選択薬として広く使用されています。しかし、最近、薬剤耐性のマイコプラズマが出てきていることから、効かないというケースもちらほらみられています。非常に苦いこともつらいところですが、エリスロシンはまだ

マイコプラズマ/ ウレアプラズマMycoplasma / Ureaplasma

最近になってマクロライド系の抗菌薬が効かないマイコプラズマが新たに出現していることが問題となっています。これを「耐性」を持ったマイコプラズマと言います。

ジスロマック1回内服して治療します。 治療後の経過・治癒の判定

最近マクロライドが効かないマイコプラズマが急増して小児科医は困っています。マクロライド系抗生剤が効かない耐性マイコプラズマが現在では50~80%にもなり、マイコプラズマ肺炎の治療が年々難しくなってきています。これはマクロライドなどの抗生剤に本来効果がないカゼや効果が不明な副鼻腔炎や滲出性中耳炎の治療にマクロライドの使用が増えたためです。

マイコプラズマは正式には「Mycoplasma pneumoniae」という名前の微生物。細菌 ..

この記事では、マイコプラズマ肺炎の症状、検査方法、治療、予防策についてご紹介します。

近年、特に小児のマイコプラズマ肺炎において、マクロライド耐性マイコプラズマが増加しています。 ..

マイコプラズマ肺炎は比較的軽度の肺炎で、主に子供や若年層に発症することが多い疾患ですが、大人にも見られます。

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テトラサイクリン系抗生剤は、主に8歳以上の小児や成人に使用されます。マイコプラズマに対しては、ほぼ効くイメージを持っていますが、8歳未満のお子さんに対して使うと歯が黄色くなるため使えません。

肺炎の原因微生物により主にウイルス性、細菌性、マイコプラズマ性などに分けられます。 ..


マイコプラズマ肺炎は進行がゆっくりで、症状が比較的軽いことが特徴です。