ED治療を目的とする場合は、ザルティアではなくシアリスを選択しましょう。
現状、ザルティアは、医療機関への卸値がタダラフィルとしての成分量単価で計算するとシアリス錠よりも安価になります。さらにシアリス錠よりも利益が取れる。
そのような理由から、一部の医療機関で自由診療におけるED治療を目的としてザルティアを処方しているところもございます。
まだ患者へのデメリットを説明して処方しているのなら良いですが、そのような説明を無しに、安くて便利ということだけを謳って処方している場合はかなり悪質であると判断して間違いないでしょう。
重要な注意点を以下にまとめておきましたので目を通しておいて下さい。
当院の患者様でシアリス服用による副作用で胸焼けを気にされる方がよくいらっしゃいます。気になる方は、薬局で購入できるガスター10やアシノンZなどの胃薬で緩和される場合もあります。
頭痛、潮紅、ほてり等の血管拡張作用が影響する副作用は数時間で収まる傾向があり消化不良や背部痛、胸焼け等は服用の翌日の起床時等に現れる場合が多いです。いずれの副作用も時間の経過と共に無くなっていくようであれば、さほど気にすることはありません。シアリスの副作用についてさらに詳しく知りたい方は以下のリンクをご覧ください。シアリスのインタビューフォームや添付文書を参考にして説明しております。
国内におけるシアリスジェネリックについての詳細はこちらをご覧下さい。
前立腺肥大症の治療も大切ですが、並行してED治療も推奨されます。 ED治療薬を服用すると30〜60分程度で勃起しやすい状態となるため、前立腺肥大症が改善されるまでは、ED治療薬に頼るのがいいでしょう。また、とされています
前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬として使用される「ザルティア」ですが、有効成分はED治療薬の「シアリス」と同じく「タダラフィル」です。有効成分が同じならば「ザルティアもED治療として使える」と考える方もいらっしゃると思います。しかし、本コラムでは、や、について解説します。
ザルティアの有効成分である「タダラフィル」には前立腺や膀胱の筋肉を緩める効果があり、前立腺肥大症による排尿障害を改善します。
ザルティアはPDE5という酵素の働きを阻害する薬で、前立腺は直腸と恥骨の間にある臓器で、膀胱の出口で尿道を取り囲んでいます。前立腺肥大症では前立腺が大きくなることで尿道が圧迫されるため、尿が出にくくなります。ザルティアの有効成分である「タダラフィル」にはがあり、前立腺肥大症による排尿障害を改善します。
また、ザルティアにはもあります。
副作用の少なさから、バイアグラからシアリスに変更する人も多いです。
前立腺は直腸と恥骨の間にある臓器で、膀胱の出口で尿道を取り囲んでいます。前立腺肥大症では前立腺が大きくなることで尿道が圧迫されるため、尿が出にくくなるのです。
オナニー(自慰行為)のしすぎでEDになる?適切な頻度や毎日するリスクを紹介
厚労省はザルティアを「前立腺肥大症による排尿障害」の適応として承認したわけですからED治療の適応は認めていません。
よって上記対象外項目の 1. に該当するため
このたびシアリス・ザルティアのジェネリック薬品であるが発売されました。
シアリスは、上記の主な副作用の通り「頭痛」を生じる場合があります。これは海綿体以外の血管を拡張させる作用が要因です。とくに、飲酒によって頭痛が起こる方はシアリス服用による頭痛を発症しやすい傾向があります。個人差はあるものの、お困りの場合にはで処方いたします。
シリアスとよく間違えられますが、正しくは「Cialis(シアリス)」です。
ザルティアとシアリスは同じ有効成分の薬ですが、下記のように処方される目的が異なります。
現在、海外には様々な剤形をしたシアリスのジェネリックが存在します。
が2014年4月に発売されました。「前立腺肥大症による排尿障害」を適応として厚労省に承認されたです。ザルティア錠に含まれる有効成分「タダラフィル」には、前立腺や膀胱の筋肉の緊張緩和、血流の増加促進などの作用があります。服用により尿道の締め付けが軽減され、排尿障害への改善が期待できます。
アフターケアにも注力しておりますので、安心してシアリスを試して頂けます。
当院では、以下の価格でシアリスの処方を行っておりです。また、初診料及び再診料は無料ですのでかかる費用はお薬代金のみとなります。
シアリスの作用機序を解説!何時間前に飲むべきか、効果のピークはいつか
しています。
目的が異なるため、基本的には
ザルティアとシアリスは、1錠に含まれるタダラフィルの用量が異なります。それぞれの用量は下記の通りです。
【医師監修】シアリス(タダラフィル)の飲み方!毎日飲むとどうなるか解説
シアリスはバイアグラやレビトラに比べて頭痛や顔のほてりは少ないのですが消化不良等の胃腸系、背部痛や筋痛等の骨格系の副作用は他の2剤よりも多いです。実際に当院に来院される患者様からも、胸焼けや背部痛といった副作用報告をバイアグラやレビトラよりも多く聞きます。
国内用量反応試験でのシアリス20mgの副作用報告は86人中39例で主なです。
ED治療に用いられるシアリスと前立腺肥大症(主に夜間頻尿や不快感の改善に役に立つ)に用いられるザルティアは成分的には同じ薬です。
ザルティアは保険適用されますが、シアリスは原則保険が適用されません。前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療は保険適用であるのに対し、EDの治療は保険適用外であるためです。シアリスという名前のままでは保険適用で処方できないため、ザルティアに名前を変えて厚労省に承認されました。したがって、ザルティアの処方が保険適用されるのは前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療目的で処方された場合のみです。なお、
ザルティアの有効成分はタダラフィルなので、ED治療薬として使うことは可能です。しかしザルティアはED治療を目的とした薬ではないため、もし重篤な副作用が現れた場合に「医薬品副作用被害救済制度」を受けられなくなります。医薬品副作用被害救済制度とは、重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。医薬品を正しく使用していることが前提なので、ザルティアをED治療で使用した場合は適応外となります。そもそも医療機関で「ED治療のためにザルティアを処方してほしい」と伝えても、処方してもらえません。
タダラフィルは、イーライ・リリーが開発した”シアリス”のジェネリック医薬品 ..
ザルティアとシアリスの有効成分は、どちらも「タダラフィル」です。有効成分は同じであるものの、以下のような違いがあります。
前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬として使用されるザルティアですが、有効成分はED治療薬のシアリスと同じくタダラフィルです。
注1) これらのうちほとんどが本剤投与前から心血管系障害等の危険因子を有していたことから、性行為に起因して発現したと特定はできない
注2)国内臨床試験での報告はないが、外国の臨床試験・市販後まれに報告されている
ザルティアは日本新薬より販売されている前立腺肥大症の治療薬です。 ..
タダラフィルの製剤には勃起不全治療薬「シアリス」(Cialis)、肺動脈性肺高血圧症治療薬「アドシルカ」(Adcirca)、および前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア」(Zalutia)やジェネリックがあります。
ED(勃起障害)に対してもシアリスと同様の効果を発揮します。 ..
上の画像が日本新薬株式会社の純正シアリスです。日本新薬株式会社が販売するシアリスの箱及び10錠シートは上の画像のように日本語で記されております。現在、日本で流通している正規品のシアリス錠は画像の通りとなっています。以前は製造が「日本イーラーリリー」、販売「日本新薬」でしたがとなっています。
しかしシアリスはバイアグラ、レビトラと比べてゆっくりと溶けて効果が発現することから副作用が出にくいという特徴があります。 ..
少しでも尿の出方が気になる方は、是非、港区泌尿器科専門医のきつかわクリニック前立腺外来へ。