ウゴービは2.4mgまで投与量を増やせますが、オゼンピックは1.0mgまでです。


まず、ウゴービと同成分(セマグルチド)のオゼンピックとリベルサスとの体重減少率の比較に関して下記のデータがあります。


【用量 薬価】
0.25mg 1,876円
0.5mg 3,201円
1.0mg 5,912円
1.7mg 7,903円
2.4mg 10,740円

また、体重についてはプラセボ(偽薬)と比較してリベルサス3 mgでは改善しないものの、7 mgで1.08 kg、14 mgで2.62 kgの改善を認めました。

オゼンピックは、肥満外来やダイエット外来などで処方を受けられます。

ウゴービもリベルサスも主成分はどちらも同じ『セマグルチド』です。
しかし、ウゴービとリベルサスは次の2点の違いがあります。

健康な人が美容目的でこれらの薬を使用することの有効性、安全性は確認されていません。特に低血糖については命にかかわる可能性もあるため、これらの薬の選択にはじゅうぶんな慎重さが必要です。

痩せる薬・ダイエット薬の種類が分からない場合は、4種類を比較してイメージにあった方法で目標体重を目指しましょう。

リベルサスはの治療薬として2020年に日本で承認されていますが、ダイエット目的では未承認のため、保険適用外として美容クリニックやオンライン診療で処方してもらえます。


ウゴービは、製薬会社が一部の病院にしか販売していない薬のため、

その論文によると、プラセボ(偽薬)と比較して、HbA1cはリベルサス3mgで0.79%、7mgで1.24%、14mgで1.60%の改善が認められました。

ウゴービとマンジャロの違いは、含まれている成分や保険適用の条件です。

ウゴービを実際に使用する場合の自己負担費用についてです。
薬価としては

ウゴービの処方に関して、これらの診断を医師から受ける必要があります。

当院は減量効果が高いというだけでGLP-1薬の治療を安易にオススメすることはありません。
当院では「終わりのあるダイエット」を目指し、診察時に治療計画を作成することにより、一人ひとりに合わせた計画的な治療をしています。

ウゴービの有効成分は「セマグルチド」で、GLP-1受容体作動薬です。

これらの薬には胃の不快感や下痢といった消化器症状の副作用があらわれます。本来は2週間に1度程度の割合で専門医が診察し、経過をみながら処方量を増やすなど慎重に対応するべきものとされています。肥満症でない人がいわゆる「やせ薬」として不適切に使用すると、低血糖や膵炎、胆石など重篤な副作用が発生する恐れもあります。

ウゴービ®とオゼンピック®、リベルサス®の薬価を比較してみます。

海外のデータですので、日本のリベルサスの容量(3mg or 7mg or 14mg)とは異なりますが、このデータからは『リベルサス20~40㎎/日がオゼンピック1.0㎎/週(注射)と体重減少効果は同等』であると推測されます。

ウゴービの価格(公定薬価)は、薬の量によって5段階に設定されています。

そのデータによるとウゴービ2,4mg投与した68週時の体重が、平均10kg以上の減少が認められています。

Q なぜ太っているだけだとウゴービは保険適用にならないでしょうか?

先ほど、『ウゴービ vs オゼンピック』の項目にてそれぞれの最大投与量においては、ウゴービの方が減量効果が上と推測される事を述べました。

漢方薬を安く処方してもらえるおすすめオンライン診療は以下の通りです。

ウゴービもオゼンピックも主成分はどちらも同じ『セマグルチド』です。
しかし、ウゴービとオゼンピックは次の2点の違いがあります。

ウゴービは、糖尿病治療薬の「オゼンピック」「リベルサス」と同成分で ..

上述のデータのまとめとして、ウゴービ2.4mg/週(注射)、オゼンピック1.0mg/週(注射)、リベルサス14㎎/日(経口)のそれぞれの最大投与量においての体重減少効果として、私見としては下記と推測します。

ウゴービ®とオゼンピック®、リベルサス®の薬価を比較してみます。 この記事は「かんたん登録」対象の記事です

ウゴービの承認にあたっては、日本人585人を含む5085人の過体重または肥満の成人が参加した国際共同研究である『STEP臨床試験プログラム』の結果に基づいています。

リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について

ウゴービは肥満症治療薬として承認されていますが、処方対応をしている美容クリニックや病院は限定的です。医師のカウンセリングをして、ウゴービの処方対象者と判断された場合のみ処方されるので注意しましょう。

ダイエットに効果が期待できる?GLP-1受容体作動薬の飲み薬とは

上記のデータは、対象者や期間が異なる為に直接比較ではありませんが、抗肥満薬としてみた場合に、と考えられます。

リベルサスと同種同効薬の注射薬である「サクセンダ」、「ウゴービ」が、米国FDAで肥満治療薬として承認されています。 「リスク、副作用」

上記で紹介した2つの大規模臨床研究を比較すると、リベルサスのHbA1c改善効果は海外でも良好ですが、日本人ではより強い効果を発揮している可能性があります。

オゼンピック®皮下注, リベルサス®錠, ウゴービ®皮下注に係る

ウゴービは自身で注射を行いますが、同じ有効成分「セマルグチド」同じ成分を持つ薬としてリベルサスがあります。メディカルダイエットと称し「GLP-1ダイエット」名前などで、自由診療での処方を行っているクリニックがいくつか存在します。

リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説

ウゴービを単なる「ダイエット薬」だと思っている方も多いでしょうが、実際には全く違います。あくまで治療として使われるため、一言でいうと「健康な方」は処方対象外です。

糖尿病・内分泌内科の院長の大庭健史です。 最近話題となっている肥満症治療薬のウゴービ ..

日本人は海外の人と比較すると肥満の方が少ないため、海外のGLP-1受容体作動薬に関する論文のみでこの薬剤を評価することはできません。