軽質無水ケイ酸、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、低置換度ヒドロキシプロピル
また、薬の作用には影響はありませんが、オレンジジュースやスポーツドリンク、乳酸飲料など酸性の飲み物とマクロライド系の抗生剤(クラリスロマイシンなど)を混ぜると薬の苦味が増して飲みにくくなります。お子様に薬を飲ませるときは気をつけてください。
お薬は水や白湯で飲むのが基本で、アルコールや牛乳、ジュース、コーヒー、緑茶などでは効果が十分得られなかったり、作用が強く現れることがあります。
例えば、グレープフルーツジュースは一部の降圧薬の作用を強めることがあります。同時に摂取した場合だけでなく、食べて10時間後に薬を服用した際にも影響が現れたという報告があるので、薬を服用中は摂取を避けてください。
ロスバスタチンとクラリスロマイシンで、腎機能障害者で横紋筋融解症があらわれやすくなる可能性があり、併用注意。。
酸化マグネシウムとクラビット(レボフロキサシン水和物)で、クラビットの吸収低下による効果減弱の可能性があり、併用注意。服用間隔を1~2時間あける。
クラビットとロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)で、痙攣誘発の可能性があり、併用注意。
[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ
他にも下剤や制酸薬として使われる酸化マグネシウムや骨粗鬆症で使われるビタミンD剤は、大量の牛乳(1日1L以上)を摂取することで血液中のカルシウム濃度が上がり、吐き気や脱力感などの症状が現れる可能性があるので、飲みすぎにはご注意ください。
県民、医師・歯科医師、薬局等から寄せられた相談事例の中で、情報提供により相互作用や副作用防止などの有害事象が防止できたと思われる事例を紹介しています。回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
レボフロキサシンの服用を酸化マグネシウム服用後に変更する場合には、酸化マグネシウム服用後にニューキノロン系抗菌薬服用まで3~6時間以上空ける必要がある。そのため、例えば、夕食後にマグミッ錠を服用後、少なくとも3時間以上空けて就寝前にクラビット錠を服用することを提案するなども考えられる。
一方、酸化マグネシウムの服用時期を変更できるのであれば、朝食後の酸化マグネシウムを朝食後2時間など、食間の服用に変更することを提案するのも1つである。
マグミット錠の添付文書
※必ず、各製品の最新の添付文書をご確認ください。
併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等:ニューキノロン系抗菌剤(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)
臨床症状・措置方法:これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。
機序・危険因子:マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。
クラリスロマイシンがスボレキサントの代謝を邪魔してしまうことで ..
レボフロキサシンなどのニューキノロン系抗菌薬と酸化マグネシウムは、医薬品添付文書において「併用注意」とされている薬剤であり、同時服用により、レボフロキサシンがマグネシウムと難溶性のキレートを形成し、レボフロキサシンの吸収が阻害され、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意する必要がある。
[PDF] 【金属含有薬剤と相互作用を起こすおそれのある薬剤】
新たに処方されたクラビット錠と、服用中の薬との相互作用をチェックする。
[PDF] 標準品との比較資料(案):クラリスロマイシン製剤(200mg錠)
クラビット錠の添付文書
※必ず、各製品の最新の添付文書をご確認ください。
併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等:アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸薬等、鉄剤
臨床症状・措置方法:本剤の効果が減弱されるおそれがある。これらの薬剤は本剤投与から1~2 時間後に投与する。
機序・危険因子:これらの薬剤とキレートを形成し、本剤の吸収が低下すると考えられている。