ジャヌビア、グラクティブ、エクア、ネシーナ、トラゼンタ、テネリア ..
SGLT2阻害薬というのは薬の種類名で、実際の薬物名でいきますと、院内では、ジャディアンス、フォシーガの採用があります。また、前回紹介した阻害薬の成分をミックスした、カナリア配合錠、トラディアンス配合錠も採用しています。前者は「カナグル」という名前の薬と「テネリア」という名前の薬、後者は「トラゼンタ」という名前の薬と「ジャディアンス」という名前の薬をミックスしたものです。
エクア®、ジャヌビア®、グラクティブ®、ネシーナ®、トラゼンタ®、テネリア®、スイニー®、オングリザ®、ザファテック®、マリゼブ®など
毎日内服する製剤
シタグリプチンリン酸塩水和物(ジャヌビア、グラクティブ)、ビルダグリプチン(エクア)、アログリプチン安息香酸塩(ネシーナ)、リナグリプチン(トラゼンタ)、テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(テネリア)、アナグリプチン(スイニー)、サキサグリプチン水和物(オングリザ)
毎日内服する製剤 シタグリプチンリン酸塩水和物(ジャヌビア ..
尿の中に糖を出して血糖を下げます。比較的新しい薬で、心血管疾患を抑えることができるという研究結果もあり、近年はSGLT2阻害薬が処方される割合が増えています。糖尿病だけでなく心不全の患者さんにも使えるようになりました。ただし、高齢者、腎臓機能の低下がある方、利尿剤を使用している方は、脱水や血栓・塞栓症などに注意が必要です。主な副作用として低血糖、尿路・性器感染、脱水、頻尿、皮膚症状などがあります。
さらに、これは前々回のメトホルミンと同様なのですが、「シックデイ」と呼ばれる、食事が摂れないほど体調が悪いときは、「ケトアシドーシス」と呼ばれる合併症リスクが上昇するため、休薬が望ましいです。少し鼻水が出る、のどが痛い、微熱がある、程度で食事は問題なく摂れる、ということであれば無理に休薬する必要はありません。
イプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)、ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物(フォシーガ)、ルセオグリフロジン水和物(ルセフィ)、トホグリフロジン水和物(デベルザ)、カナグリフロジン水和物(カナグル)、エンパグリフロジン(ジャディアンス)
フォシーガ®、ジャディアンス®、スーグラ®、ルセフィ®、デベルザ®、カナグル®など
[PDF] 糖尿病治療薬 効能効果 併用確認シート(添付文書)
グラクティブ、ジャヌビア テネリア スイニー エクア オングリザ ネシーナ トラゼンタ
低血糖を起こすことなく、また大きな副作用もないようです。良い薬だと思います。
1例だけ重篤な肝機能障害がありました。
・DPP- 4阻害薬 [ジャヌビア®、エクア®、ネシーナ®、トラゼンタ®、 ..
ピオグリタゾン塩酸塩+メトホルミン塩酸塩(メタクト配合錠LD/HD)、ピオグリタゾン塩酸塩+グリメピリド(ソニアス配合錠LD/HD)、アログリプチン安息香酸塩+ピオグリタゾン塩酸塩(リオベル配合錠LD/HD)、ミチグリニドカルシウム水和物+ボグリボース(グルベス配合錠)、ビルダグリプチン+メトホルミン塩酸塩(エクメット配合錠LD/HD)、アログリプチン+メトホルミン塩酸塩(イニシンク配合錠)、アナグリプチン+メトホルミン塩酸塩(メトアナ配合LD/HD)、テネリグリプチン臭化水素酸円水和物+カナグリフロジン水和物(カナリア配合錠)、シタグリプチンリン酸塩水和物+イプラグリフロジンL-プロリン(スージャヌ配合錠)、エンパグリフロジン+リナグリプチン(トラディアンス配合錠AP/BP)