セレコキシブの成分やスルホンアミドに対して過敏症の既往歴がある人 ..


【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔ショック,アナフィラキシー,呼吸困難,血管浮腫,血管炎,気管支痙攣等の重篤な過敏症の発現が報告〕【11.1.2】消化性潰瘍(0.2%),消化管出血(0.1%未満),消化管穿孔〔吐血,下血(メレナ)等の症状が認められた場合は投与中止〕【11.1.3】心筋梗塞,脳卒中〔心筋梗塞,脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象が報告。[1.参照]〕【11.1.4】心不全,うっ血性心不全【11.1.5】肝不全,肝炎,肝機能障害(0.1%未満),黄疸〔肝不全,肝炎,AST,ALT,ビリルビン等の上昇,黄疸の発現が報告。[8.5参照]〕【11.1.6】再生不良性貧血,汎血球減少症,無顆粒球症〔再生不良性貧血,汎血球減少症,無顆粒球症,白血球減少症,血小板減少症の発現が報告〕【11.1.7】急性腎障害,間質性腎炎〔急性腎障害,間質性腎炎等の重篤な腎障害の発現が報告。[8.6参照]〕【11.1.8】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症,剥脱性皮膚炎〔中毒性表皮壊死融解症,皮膚粘膜眼症候群,多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症,剥脱性皮膚炎等の重篤で場合によっては致命的な皮膚症状の発現が報告。発疹,粘膜障害もしくは他の過敏症に関連する徴候が認められた場合は直ちに投与中止。[8.7参照]〕【11.1.9】間質性肺炎〔咳嗽,呼吸困難,発熱,肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT,血清マーカー等の検査を実施。間質性肺炎が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕


KW:副作用・スルホンアミド基・光線過敏症・光線過敏性反応・sulfonamide・サルファ剤・毒性・副作用

Sulfonamideの毒性は、経口及び局所sulfonamideにより起こることがある。発疹、スティーブンジョンソン症候群、脈管炎、血清病、薬物熱、アナフィラキシー及び血管性浮腫等の過敏性反応、結晶尿、乏尿及び無尿、胃腸炎、顆粒球減少、血小板減少、新生児における核黄疽(スルホンアミド系はアルブミン上のビリルビン結合部位を競合し、胎児の血中の非抱合型ビリルビン濃度を上昇させて核黄疽のリスクを高める)。及びG6PD欠損患者における溶血性貧血などの血液学的反応、光線過敏症、末梢神経炎、不眠及び頭痛などの神経学的作用である。分娩間近の妊婦及び新生児にはsulfonamide系を投与してはならない。

セレコキシブはスルホンアミドと構造が似ていますので、スルホンアミドにより過敏 ..

【2.1】本剤(成分)・スルホンアミドに過敏症の既往歴【2.2】アスピリン喘息(非ステロイド性消炎・鎮痛剤等による喘息発作の誘発)・その既往歴〔重症喘息発作を誘発するおそれ。[9.1.6参照]〕【2.3】消化性潰瘍〔消化性潰瘍を悪化させるおそれ。[9.1.4参照]〕【2.4】重篤な肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.5】重篤な腎障害〔[9.2.1参照]〕【2.6】重篤な心機能不全〔プロスタグランジン合成阻害作用に基づくナトリウム・水分貯留傾向があるため心機能を悪化させるおそれ。[9.1.2参照]〕【2.7】冠動脈バイパス再建術の周術期〔外国において,類薬で心筋梗塞及び脳卒中の発現が増加するとの報告。[9.1.1参照]〕【2.8】妊娠末期の女性〔[9.5.1参照]〕

外国において,シクロオキシゲナーゼ(COX)-2選択的阻害剤等の投与により,心筋梗塞,脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象のリスクを増大させる可能性があり,これらのリスクは使用期間とともに増大する可能性があると報告されている〔[7.2,8.1,8.2,9.1.1,11.1.3,17.3.1参照]〕